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河合保弘先生 月刊日本行政4・5月号 民事信託記事を論ずる

開催日時
2024/07/15 (月) 18:30 ~ 20:30
イベント情報

 

タイトル  「日本行政の民事信託記事について、司法書士界の信託専門家である河合保弘氏が論評する」

行政書士として、この記事から何を学び、どのように説明すれば お客様に矛盾なく、わかりやすく伝えられるのかをQ&A形式で学ぶ

 

◆はじめに  

 月刊 日本行政 2024年4月号・5月号に、Special Reportとして「民事信託と任意後見」 が前・後編で連載されました。
数多ある行政書士業務の中で、このように冒頭に近い位置で民事信託を取り上げていただけたことには、本業務を積極的に取り扱う者としては感謝しかありません。

 一方で、この記事の著者である公証人先生も「紹介した議論は、本稿記述のトーンから推察できるように未成熟であって、定説的な見解がないものが多いがその点も含めて 紹介することに現段階では意味ある事」と締めくくられておられます。

確かに、民事信託は最高裁判例もなく、さまざまな考え方をする学者さんや専門家がおられ、未成熟な部分があることは承知しております。

 しかし、だからといって、それを理由に民事信託を自ら学ばないことを正当化し、目の前のお客様の悩みや将来の不安が民事信託を使わなければ、十分に解決ができないにもかかわらず、遺言や成年後見だけの従来型の知識だけで対処しようとするのは もはや いかがなものかと思います。

 また、最高裁判例を待つと言ったところで、仮に いくつか判例が出たとしても、それがお客様のご事情に適しているとは限らないでしょうし、そもそも信託法91条(受益者連続型信託)を活用した事例ならば、条件が揃えば80年、90年継続する信託スキームが組成できるわけですから、現段階でそのような事例の最高裁判例が出ることを期待すること自体、ナンセンスともいえます。

 それよりも、平成18年(2006年)に改正されたこの信託法によって、目の前のお客様の悩みや将来の不安を解決して差し上げる提案ができるようになっていることに着目し、いかにそれを活用して、わかりやすく的確にお客様にご案内することができるかを一つ一つ実現していくことが 私達 行政書士の果たすべき役割ではないかと考えます。

その上で、本件の記事に紹介された内容も、さまざまな考え方をする学者さんや専門家の議論の一つとして捉え、学ぶべきところは学び、よりお客様にわかりやすく伝え、提案するためにはどうあるべきか検討することが大切であると考えます。

 さて、どのように検討していけば良いのか、学ぶためのヒントを広く皆さんにも知っていただきたく、司法書士界の信託専門家であり、信託法改正前から信託に注目し、英米における信託制度の研究者でもある河合保弘先生のご厚意により、質疑応答の形式でご教示いただく場を この度 設けることができることとなりました。

 なお、河合保弘先生は 一人でも多くの行政書士の先生に真の民事信託のあり方を知ってもらいたいという強い想いをお持ちですので 今回の講座は 中之島公会堂で直接受講される方は会場費等の実費分をご負担いただきますが、オンライン受講や後日アーカイブで受講される方は無料で受講いただけることになりました。

 ぜひ、この機会に民事信託を学び、修得する機会としていただき、今後 民事信託に精通した行政書士が増加し、「人生100年時代」と言われる現代において、大いに社会に貢献できるようになればと思います。

 

◆講座ごあんない

 

1.日 時

2024年7月15日(月・祝) 18:30~20:30

2.場 所

大阪中之島 中央公会堂 大会議室(地下1階)
 大阪市北区中之島1丁目1番27号
 地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅 1番出口徒歩5分

中央公会堂は
1918年(大正7年)に竣工・国の重要文化財に指定されています。
当日は 19:30~23:40 ライトアップされる予定です。

なお、オンラインで参加の方は 後日詳細をご案内致します。
また、アーカイブ受講の方は 上記開催日後 編集作業終了してからのご案内となります。

3.講座の概要

月刊 日本行政4月号・5月号のSpecial Reportとして「民事信託と任意後見」 の記事を題材として、大阪会所属の行政書士である中道が司法書士で民事信託の専門家でもある河合保弘先生に当該記事の中でお客様にどのように説明すれば理解いただけるのか 疑問に思ったところ等 について実務的な視点から質問していきます。

河合先生からは、民事信託において 法律の勉強をしてきたが故に犯してしまいがちな、民法ありきの発想や思い込みが信託法の理解を却って妨げ、誤解を招いている点などを適切に指摘いただくとともに その具体的な根拠を解説していただきます。

なお、最後にこの記事の総評ならびに民法とは独立した信託の世界について どのように考え、お客様に提案すればよいのかもレクチャーしていただく予定です。

中央公会堂で受講される方は、直接 河合保弘先生にご質問していただく機会が持てます。

受講する際は、月刊 日本行政4月号・5月号をご用意いただくか、下記ページよりダウンロードしておいて下さい。
(PDFマークと(No.618)などの赤い文字のタイトルをクリックして下さい)

月刊 日本行政 | 日本行政書士会連合会 (gyosei.or.jp)

ちなみに、月刊 日本行政4月号・5月号の「民事信託と任意後見」 の記事を活用して、本講座を企画していることについては、日行連に連絡済みであり、当該記事の著作権について 使用する旨の許可もいただいております。

 

4.受講料

◆中央公会堂で参加の方のみ 3,000円

◆オンライン受講(リアルタイム)or アーカイブ受講の方は 0円

但し、席数に限りありますので、申込は必須とし、先着順といたします。
オンライン受講(リアルタイム)は会場の通信環境によっては中止となる場合がありえます。
その場合は、後日アーカイブにて受講いただくこととなりますので あらかじめご了承下さい。

 

5.懇親会について

懇親会は、中央公会堂で受講された方のみが参加できます。
ただし、参加者全員分の懇親会のお席は用意しておりませんので定員に達しましたら、受付を終了致します。

満席で申し込みができない場合であって、キャンセル待ちをご希望の場合は

info@is7.jp 

中道あてに メールにて連絡して下さい。

 

◆申し込み方法 

2024年7月14日8:30に 申込受付を締め切りました。

 

後日アーカイブ受講を希望される方は

info@is7.jp 

中道あてに 希望する旨と氏名・資格・都道府県を記してメールにて連絡して下さい。

 

 

 

1)本ページにある「申し込む」ボタンをクリック

2)「*チケット」の右枠はプルダウンになっており、受講コースを選択できるようになっています。
  

3)上図の赤い矢印の先にある赤いをクリックすると
  下図のように選択肢が4つ表示されます。
  ご希望のコースを選択してから、


 

  ※懇親会付きプランは、懇親会場によっては変更になる場合があります。

4) 姓・名・カナ・メールを入力し、
  「申し込む」ボタンをクリックし、
   内容確認の上、「確定」ボタンを押して下さい。

 

なお、「行く人を追加する」ボタンを押すと同伴者も一緒に登録の上、申し込めます。
必要なければ「申し込む」ボタンだけで構いません。

ご注意)キャンセル待ちのチケットは該当講座が満席となり、購入不可の場合のみ選択してください。
該当講座に空席があるにもかかわらず、ご購入された場合は無効であり、その場合はご連絡も致しません。

 

※ 申込んだ内容を変更したい場合は
 変更後の内容で再度申し込んでいただいた上で、その旨を必ず

info@is7.jp 

中道あてに メールにて連絡して下さい。

なお、本ページにあるチケットを購入にて、お申込みは完了します。
上記メールアドレス宛に申し込まれても 受付できませんので
予めご了承ください。
  

※本来、お申込み(チケット購入)後、自動的に受付返信メールが送信されるはずでしたが、システムのトラブルで自動送信されないようです。後日受付メールを送信致しますので、予めご了承下さい。

【ご注意】お申込み後 1週間以上経過しても何もメールで連絡が来ない方は info@is7.jp 中道あてにご連絡下さい。
     過去に●●@is7.jp宛にメール配信を不要と連絡された方にはシステムが自動的にメール送信を行わない場合があります。

 

◆お願い

・中央公会堂は 国指定重要文化財となっております。
 館内では、大声を出さない、むやみに設備や備品などに触らない等 節度ある姿勢で 受講いただきますよう、お願い致します。

・Donation(寄付、投げ銭)のお願い

 本講座は、月刊日本行政に民事信託が特集として取り上げられたことを機に、より多くの行政書士の先生が民事信託に着目し、正しく理解していただきたいとの河合保弘先生の強い想いから開催されることとなりました。

中央公会堂の会場費その他実費等のみで受講料を設定し、参加人数によっては原価割れの赤字を覚悟しての開催としております。
   
つきましては、もし本講座開催の趣旨に共感いただける方だけで構いませんので、Donation(寄付、投げ銭)を お願いできればと思います。

1口1000円とし、何口でも構いません。
もちろん、Donation(寄付、投げ銭)は受講条件ではなく、必須でもありません。
Donation(寄付、投げ銭)無しでも受講いただけます。ご協力いただける方のみで結構です。

なお、Donation(寄付、投げ銭)いただける口数によっては
「愛情信託の基礎知識」Udemy版
「愛情信託の深堀講座」~どうして信託は80-90年も継続する可能性があるのか などを解説
「遺言書だけなら59点! ~士業向け追補版付」
をご提供させていただきます。

詳しくは、こちらをご確認下さい。

以上、
遺言・相続・後見という民法の世界の中の従来型知識だけでは実現できなかった、お客様の様々な想いを一つでも多く叶えて差し上げられる信託法を交えたより広くて柔軟な世界を、日本中にご一緒に知らしめていくことができればと思います。
お客様の笑顔を増やすことによる社会貢献と共に、この講座にご興味を持っていただいた先生方のますますの弥栄をお祈り申し上げます。

 

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◆河合保弘先生のプロフィール

 

【作家/司法書士 河合保弘】

中小企業総務部、医療法人理事などの経歴を経て、平成2年社会保険労務士登録、平成5年司法書士登録。開業以来一貫して予防法務とリスクマネジメントを専門とし続け、時代の要請に応じて遺言、種類株式、事業承継、企業再生などを主業務としてきたが、信託法改正以降は信託制度に着目、親愛信託®の組成支援、関連する講演と出版に特に注力しており、出版は25冊以上、講演も年間100回以上行っていた。2018年に後継者に後を託して「隠居」したが、2021年4月より現役に復帰することとなった。

 

※詳しくは、コチラから

 

 

開催場所

開催場所
大阪中之島 中央公会堂 大会議室(地下1階) 

主催者情報

主催者
一社)愛情信託支援協会 中道 一成(大阪府行政書士会所属)

連絡先
ad@is7.jp

開催日時
2024/07/15 (月) 18:30 ~ 20:30

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